ワックダンスの特徴
ワックダンスは、1970年代、アメリカロサンゼルスのディスコで生まれたダンス!
当時の有名女優を意識して、ポージングを繰り返し行って遊んでいたところから、ダンスとして発達していったもの。
素早いポージングと、その切り替えから生み出される身体のしなりが特徴でそこから発展して、腕を体に巻き付けたり、クルクル腕を回す動きが取り入れられるようになりました。
また、当時はバレエダンサーが踊ることも多かったため、ターンも振り付けの中に多く登場します。
ワックの曲はラテンやサルサ調だったり、情熱的なR&Bだったりと、感情を奮い立たせるようなものが多い。耳からもエネルギーが伝わってきます!
日本のキッズは本当にハイレベル!動画はバッドクイーンのIBUKI!
日本の代表的なダンスイベントの一つ、DANCE@LIVEでも大暴れし、2010年度のKIDS部門で優勝!両国国技館にイブキ旋風を吹き荒らしました。
2013年にムラサキスポーツとプロ契約を結び、その後は世界で活躍。日本の誇る若手スーパーダンサーです。
パンキングとワックの違い
パンキングと呼ばれるダンスも、ワックと同じものを指します。なぜこのダンスは二つの名前をもっているのでしょう?
もともとはワックがダンスとして広がり、確立されて行ったのですが、その時代はまだまだ差別社会の最中。
ディスコで生まれたワックを踊っていたゲイを指差して、PUNK(=くだらないヤツ)とバカしていたのです。そこからパンキングの名前がついた。
ダンサーってけっこうゲイの人も多いんですよね。特にレベルの高い人!美しさを求めると女性的になっていくのか…。
ゲイに対する差別が正しいとか、間違っているとかはわからないですが、ダンスの歴史を見れば、ゲイのダンサーたちが、どれだけダンスシーンに影響を与えてきたかは明白です。HOUSEダンスもその代表例ですね。
ダンスは人種の壁とか、性別の壁とか、そういったものをぶち壊して行くものであってほしい。肩書きなんて全てが関係なくて、ただその人のダンスに感動した。だからこの人と話してみたいとか。そんなシンプルで最高にハッピーなものであってほしいですね。
ワックダンスは初心者でも踊れるの?
ワックはステップよりも、手の動きやポージングがメインになるため、振り付けを覚えられるかどうかがまず先行します。
ダンスって結局、ステップと振り付けを組み合わせたときに、思った通りに体が動かないところでつまずいてしまう。
ダンスの質としては当然幅があるのですが、振り付けが先行するワックダンスは、できる、できないで言うと初心者でも始めやすいジャンルです。
当時の、女優さんをイメージしてポージングをする、というワックのルーツからもわかるように、自分の理想とするイメージを具現化する、というのがワックの醍醐味!
本当はこんな自分になりたい、違った自分を見つけたい、と思う人におススメしたいダンス!自分を解放するスイッチ、鍵をさがしているのなら、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね♪
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