目次
ブレイクダンスの特徴
ブレイクダンスはBreakin’(ブレイキン)、B-boying(ビーボーイング)とも呼ばれるダンス!
オールドスクールと呼ばれる古くからあるストリートダンスのジャンルの一つ。
開脚してクルクル回ったり(ウィンドミル)、頭で回ったり(ヘッドスピン)、片手でピタッと止まったり(フリーズ)と、大技で人々を魅了する男子ならだれもが一度は憧れるダンスですね。
相手を威嚇する動きや、スラムのストリートの生活を表現する動きが多く、サルサやカポエラの影響も多く受けています。
ブレイクダンスの歴史
ブレイクダンスは、コーヒーブレイクの間に流れる曲の間奏部分(ブレイクビーツ)を、2枚のCDをターンテーブルによってつなぎ合わせ、その曲に合わせて踊り始めたのが始まりと言われています。
ですが、そのルーツは諸説あり、ボイヨイング:BOYOING(ダンスの縦揺れのこと)がB-BOINGといわれるようになり、その後、メディアによってブレイクダンスという名前で取り上げれた、という説もあります。
1970年代、ニューヨークのブロンクス地区で生まれたこのダンスは、その後、HIPHOPの始祖であるアフリカバンバーターによって、争いの代わりにダンスをという、特別な意味を持って広がっていくこととなります。
ブレイクダンスに戦いのイメージがあるのはこのためですね!
日本では1980年代初頭、「フラッシュダンス」、「ブレイクダンス」という2本の映画が公開されたことにより、そこから爆発的な広がりを見せていく。今ではあまり知られていませんが、風見慎吾や、岡村隆史も、その影響を強く受け、日本のダンスシーンに大きく貢献した人物なんです。
<風見しんご×ISOPP キリンCMでブレイクダンス界のレジェンドが復活!>
日本のダンスシーンの一時代を築いたB-boy、ISOPP
8:14~出てくるのが日本のB-boy、ISOPP(イソップ)。2000年代でブレイクダンスをやっていれば知らない人のいない伝説のbboy!2000年代のB-boyの中には、ISOPPの練習用DVDを見て基礎を学んだ人もいるでしょう。
2003年、2005年のBboy Parkソロで優勝。チームBronx、Fire works、大和で活動。oohashi、群青らと一時代を築いた人物。
他ジャンルも踊ることがあり、free styleバトルに出場し、相手がロッカーであれば自分もロックダンスで、相手がポッパーであればポップダンスで、相手をねじ伏せ優勝したという逸話もあるほど、とにかくダンス中毒のB-boyで、その人柄から、慕われ、リスペクトするダンサーも多かった。
日本のブレイクダンスを世界に知らしめたB-boy、taisuke!
2000年代後半では、かの有名なダンス番組、少年チャンプルにて「cool crew jr.(クールクルージュニア)」として登場していたB-boy、タイスケが世界的な活躍を見せます。
世界で最も有名なブレイクダンスバトル、Red Bull BC One world finalにおいて、2008年、2014年で準優勝!その後は同大会のジャッジや、ビッグイベントのゲストダンサーとして招かれるなど、もはやブレイクダンス界で知らない人はいないほど、日本のブレイクダンスの力を世界に知らしめました。
ブレイクダンスは初心者でも踊れる?
ブレイクダンスは特に男子に人気のジャンル!ですが、実はブレイクダンスをやりたいと思っている女子も非常に多い。
競技人口は、HIPHOPと比べると少なくなりますが、オールドスクールのジャンルの中では1、2を争う多さです。ですが、大きな動きが多く、スクールという限られたスペースの中での練習はなかなか困難。
そのため、駅で練習するダンサーが多いのですが、昨今のダンスブームもあり、ストリートでの環境もいまや飽和状態。管理する世代も徐々に後退し、ややダンスシーンが荒れ始めてきています…。
いきなり駅でというのは、初心者や女性にはなかなかハードルが高く、なかなか始めずらいジャンルであるといえるでしょう。
公民館などでの練習もおススメですが、もしお近くにブレイクダンスのスクールがあればぜひ。社会人もB-girlもきっと、あなたと同じように、ずっとやりたいと思っていた人がそこにいるはずです。
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