ダンスはヒトに見られるもの!相手との競争、自分との闘い、そういった一般的なスポーツと違い、ダンスは芸術的な側面も持っていますよね。
そのため、練習着には人一倍気を遣う。ダンススクールに申し込んだはいいけれど、前日になって、普通のスポーツウェアじゃダメか!?一番おしゃれな服はどれ??
なんて、焦った経験のある人も多いでしょう。
今回は、ダンスレッスンにどんな格好をしていけばいいのか、一般的なスタイルについて、ご紹介していきます。
目次
踊るジャンルによっても服装は変わる、あなたの踊りたいジャンルは?
まず確認したいのは、あなたがどんなジャンルを踊るのか?
これによって服装も大きく変わってきます。ただ、細かいジャンルを知っている必要はありません。確認するのは1つだけ。
- 女性らしさを表現したジャンルか?
- 男性も踊ることのできる一般的なジャンルか?
これだけです。この2通りで、選ばれる服装はパターン分けができます。
ジャズなどの女性らしいダンスを踊る場合の練習着
まずは女性らしさを表現したジャンル。練習着には、こんな服装が選ばれます。
パンツは、レギンス、もしくは細身のジャージになってきます。実はいたってシンプルなんですね。
細身のパンツになるので、自然とトップスもそれと相性の良い、大きめの服が選ばれます。難しく考えがちですが、色遣いやデザインに好みはあるものの、形は主に決まっているんです。
ボトムスはスリムに!トップスとの差でVラインを作る
パターン1:レギンス +BIGサイズのトップス
BIGサイズのトップスには、大きめのTシャツやトレーナー。ここにメンズ物を合わせる人もちらほら見かけます。
レギンスは一番細いので、その分トップスに大きさを出して、Vラインのシルエットを作るわけですね。
このスタイルでは、シャツの腰巻をしている人も多いです。
パターン2:レギンス +ショート丈のトップス
この場合も同じように、Vラインのシルエットになります。そのため、ショート丈トップスには横幅のあるものを選ぶと良い。
お腹が出るのが嫌な場合は、インナーを着てもOKです。
パターン3:細身のジャージ +トップス
レギンスほどぴったりしていない、細身のジャージをボトムスに選ぶ場合は、Iラインのシルエットを作るように意識します!
そのためトップスには、大きすぎるサイズを選ぶのはNG。女性用の、普通の細身のトップスを選びます。
Iラインといっても、女性らしさを表現するダンスですから、ちゃんと全体的にスリム感のあるIラインになるように!ショート丈を選んでも良いですが、あまり横幅の広がらないものを選ぶようにしましょう。
ジャズなど、女性らしいダンスにおススメのブランドは?
本当はアメリカンアパレルというLA初のブランドを紹介したかったのですが、にほんでの 不振を受けて撤退。今では楽天でも取り扱いがなく、AMAZONでのみ購入することができます。
では、女性らしさを表現するダンスでおススメのブランドを2つ。
MOUSSY STUDIO WEAR(マウジースタジオウェア)
109系ファッションでおなじみのマウジー!実はスタジオウェアというラインを出しているんですね。
コンセプトは「鏡に映る自分のための服」、まさにダンスをするための服、ということで、ダンサーの間でも定番のブランドです。
ストリート、かつ、モード感あふれるデザインは、わりとぶっ飛んだ、いえ、斬新なざっくりとしたシルエットが多い。
そのため、109系と引け目を感じることなく、大人な印象を与える服を選ぶことができます。
ANAP(アナップ)
同じく109系ですが、ANAPも、ダンサーに良く着られているブランドです。
若い印象があるのは、ダンス用に、ANAP GIRLというラインを出しているから。このラインの対象年齢は小中学生までですが、ANAP自体がダンスファッションとも関わっているのがよくわかるはずです。
高校生以上の人は、ANAPの一般ラインで。ショート丈のトップスや、派手目の色遣いでアクセントを加えると、よりダンサーっぽいファッションになってきます。
>>ANAP
ヒップホップなどの一般的なストリートダンスを選ぶ場合
ヒップホップ、ロックやポップなど、男性も踊れるようなストリートダンスを選ぶ場合は、服装はメンズと同じ選び方でOK!ボトムスは大きめのスウェットやバスケットパンツ、ハーフパンツなど。
トップスにはBIGサイズのTシャツ、ベースボールシャツ、Tシャツにバスケットボールのビブスを併せるのも良いですね。
力強さを求められるジャンルにもなってくるため、中途半端に普通の服を着るよりも、思い切った太めの服を着ていったほうが動きが良く映えてきます。
トップスは、女性の大きいサイズを探しても良いですが、メンズのTシャツを着てしまったほうが簡単ですし、シルエットもよりストリートに近い印象を与えるのでお勧めですよ!
ハーフパンツをはく場合は、下にレギンスを合わせると女性らしさを出すことができます。
スウェットなどを選ぶ場合は、裾が閉まっている方が上品に見えます。なので、差をつけるには下のようなジョガーパンツがおススメ!
一般的なストリートダンスにおススメのブランドは?
練習着なので、そこまでキメた服装を選ぶ必要はないですが、Tシャツくらいはダンスらしいブランドを取り入れたいですよね?いくつか定番ブランドについてもご紹介していきましょう。
アディダスオリジナルス
アディダスは、創始者であるアドルフ・ダスラーから命名された、ダンス服でもド定番のブランドですね。この有名なアディダス、主に2種類のロゴを見かけますよね?2つの違いをご存知でしょうか。
3本車線のマーク(ロゴの名称はパフォーマンスロゴ)は、一般ラインのアディダス。価格も安く、ダンスに限らず、テニスなど、他のスポーツジャンルでも広く用いられています。
一方、葉っぱが3つ(ロゴの名称はトレフォイル)の方は、アディダスオリジナルスといい、ダンサーに人気なのはこちらのライン!スポーツブランドとしてでなく、ファッションブランドとして扱われ出したことで考案された、新しいデザインなんです。
少し価格は高いのですが、そのデザインセンスから、ダンサーに愛されているのがアディダスオリジナルスです。
ナイキ ジョーダン
主にシューズのブランドとして有名なナイキですが、洋服でも取り入れているダンサーは非常に多い!特に機能面はとても優れており、ダンスのファッションとしてもおススメできるブランドです。
中でも、おなじみ、バスケの神様、マイケルジョーダンをモチーフにしたジョーダンシリーズ!デザインにも定評があり、ダンサーの間でも人気のラインです。
まとめ
ダンスを踊るとき、ファッションはその魅力をより一層引き立ててくれる重要な要素!
着ている服ひとつで、本当にダンスがうまく見えるかどうかは、かなり顕著に変わってきます。それがまたダンスの面白いところでもありますよね。
ダンスの技術だけでなく、ファッションセンスも大切に。こちらも失敗を積み重ねていくうちに、だんだんと力が身についてくるはずです。
高い服を着なくたって、シルエットでその差は全然違って見える。楽しみながら服を選んで、ぜひファッションでも一目置かれるダンサーを目指してみてくださいね!
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