趣味でダンスを始めたい。自分の子どもにもカッコいいダンスを習わせたい。学校教育のカリキュラムとしても取り上げられ、今後ますます発展が期待されるダンスシーン。
今の時代、都会に出ればあっちこっちに見かけるけれど…あっちは高そう、こっちはボロそう。お、ここは良さそう!と思ったら社交ダンスはまだ早い…いったいどうやって探せばいいのでしょうか?
目次
- ダンススクールで教わる前に
1-1. 自分に合ったダンスのジャンルは?
1-2. 運動神経が良くなくてもできるの?
1-3. ダンスの上手い下手 - ダンススクールの選び方
2-1. ダンススクール大手一覧
2-2. こんなところに落とし穴 スクール選びで気を付けたいこと!
…追加料金!?
…代行が多すぎるところは要注意!
2-3. 間違えない選び方! - まとめ
ダンススクールで教わる前に
年齢、性別、体格、性格、人が違えばその人に合うジャンルも違う。ダンスはまさに千差万別。
自分に合ったダンスのジャンルは?
ストリートダンスの種類って何種類あるか知っていますか?
答えは、わかりません…
ストリートダンスは今も進化を続けています。1970年代に生まれ成長し始めたストリートダンスは初期のものをオールドスクール(ロック、ポップ、ブレイク、ワック)と言い、そこから時代ごとの音楽やその時の流行などを取り込み、次々と進化を遂げています。
子どもが興味を示しているダンス、子どもに覚えてほしいダンス、これって何ダンス?と思ったら、まずはジャンルを勉強してみましょう。
>>ダンスの種類をこだわり動画で解説!ジャンルと難易度まとめ!
運動神経が良くなくてもできるの?
ダンスのインストラクターが十中八九言います。「ダンスは運動神経が悪くてもできる」と。というかむしろ、ダンスをやってる人には運動神経が悪いことがコンプレックスでスポーツのできる人に憧れていた、という過去を持つ人は結構多いです。
ダンスは音楽に合わせて体を動かすことができればダンスです。「それなら誰でもできるんだ!」というわけではなくそれはあくまで自己満足でもよければ、の話です。ダンスがうまくなるには必要な条件はあります。
ダンスの上手い下手
カッコいいダンスとは、すなわち「カッコよく見える」ダンス。大切なのは自分の動きを客観的に見れるかどうか。
他の人の姿かたちは自由に見ることができますが、人間だれしも自分の姿を見ることはできない、体を動かしても、自分のイメージと、実際の姿は違うということ、これがダンス上達への一番大きな壁です。
逆に、ダンスは早く走れる必要もなければ、高く飛べる必要もない、スタートラインはみんな一緒。自分の子どもがダンスに向いているかどうかは、いうなればダンスを好きになれるかどうか!あとは、それをわかっている講師に巡り合えるかどうかです。
ダンススクールの選び方
ダンススクールは場借りしたスタジオで講師が料金を取って運営する経営形態です。スタジオを場貸ししているだけならNOAスタジオなど全国展開している会社もありますが、スクールとして全国展開している会社はいまのところ存在しないと言っていいでしょう。
※2016年あたりからNOAスタジオが独自にスクール運営も始めました。
大手である基準は、立地や講師陣、主宰するイベントの規模等によって決まってきます。
月謝性のところが多く、月2回のコースであれば¥5,000、受け放題で¥15,000程度が目安、これとは別に入会金が10,000弱(これはキャンペーンで無料!とかになっていることも多いです)小規模なスタジオであればこれより安く受けられることが多いです。
ダンススクール大手一覧
現在大手と思われるダンススクールを列挙するとこんな感じ。
- ETC DANCE SCHOOL(東京・神奈川)
- En Dance Studio(関東)
- 東京ステップスアーツ(東京)
- 東京ダンス大学 BEASTAR(東京)
- MILLENNIUM DANCE COMPLEX JAPAN(東京)
- DANCE WORKS(東京)
- STARNITE DANCE STUDIO(千葉)
- Studio ViViD(福島)
- Logos Dance School(関西・近畿)
- STUDIO DANCE ALIVE(近畿)
- DANCE STUDIO FORCE(愛知)
- DANCE STUDIO VOYAGE(愛知)
※プロ志望であればavexやEXPG、ダンスの専門学校に入ることをお勧めします。
こんなところに落とし穴 スクール選びで気を付けたいこと!
実はスクールを選ぶ際に気を付けたいこんなポイントがあります。
追加料金!?
ダンススクールの料金については先ほど述べたとおりですが、これとは別に発表会の参加費用と衣装代がかかる場合があります。これは入学の手引等に載っていないことも多く、雰囲気的に全員参加となるケースもあったりするので、入学前に確認しておくとよいでしょう。
代行が多すぎるところは要注意!
スクールの質が低いと、この講師に教えてほしくて選んだのに、毎月1,2回は代行で別の先生が担当する…。なんてことも実はあったりします。サイトやスクールの代行情報は事前に確認して、代行が多いところは注意して選ぶようにしましょう。
間違えない選び方!
ダンススクールは小規模個人経営のスクールも含めれば星の数ほどあります。
もしどうしても迷って決められない場合は…
ダンスショーの祭典Legend Tokyo!
Legend Tokyoはあくまで一例ですが、ダンスバトルではなくショーケースで競う大会に注目。
このような大会には有名ダンススクールのコレオグラファー(振付師)が自身のスクールを代表してこぞって参加してきます。
メインはコレオグラファー(振付師)の世界観なのでスクールのレベルと完全にイコールとはならないかもしれませんが、こういった大会を一度見ると様々なスクールの規模やレベルを一度に知ることもできますし、各スクールのパンフレットなどを配っている場合もあります。
チケットの価格は3500円前後。スクール選びで失敗しないための先方投資と思ってぜひ一度見に行ってみると良いでしょう。
※気に入ったショーケースとスクール名をメモしておくことをお勧めします!
ただの発表会だと思って見に行くときっとビックリすると思います。大人数のショーでは50人近くが動員されていることもあり、単なる練習発表の場のイベントとは思えません。
まとめ
大手のスクールでも淡々とカリキュラムをこなすだけのクラスもあれば、逆に個人経営のスクールでも、ダンサー達が有志で作り上げた会社で優秀で著名なダンサーがしれっと所属していることもあります。
上記の記事を参考に、スクールを選んでみてまずは体験レッスンを受けてみてください。行きたいスクール自身がイベントを主催していたりするのならそれを見に行くのもいいでしょう。
ダンスは楽しいです。音楽に合わせて体を動かし、自分の表現の仕方を学び、そこで知り合う人もまた、何かに夢中になっている人や一風変わった人ばかり。そんな人たちとふれあい、その人達に見られている自分を意識することで、何かを変えていくこと、それを楽しむことを実感できます。
良いスクール、いい講師に巡り合い、同じシーンにまた仲間が増えることを楽しみにしています。
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